コラム

経理業務をもっと”ラク”に!

確定申告・税務調査法人個人

 

 

弊所では、TKCの会計ソフトの利用が多いです

今まで様々なソフトを利用しましたが、コストパフォーマンスが良いです。

 

6月より、インターネットバンキング・カード明細と連動し、仕訳を作成出来るようになります。

 

ポイントは、3つ。

 

  1. ① 二重仕訳の防止
  • ② 仕訳の学習機能
  • ③ 消費税の仕入税額控除の記帳要件の充足

 

 

①二重仕訳の防止

 

決算書を見ると、現金残高・未払金が、○○○万円・・。

TKCシステムでは、口座間の振替仕訳、引出仕訳を自動チェックします。

”完全自動仕訳”を利用するとよくある二重仕訳を、防止します。

 

② 仕訳の学習機能

 

学習機能も、かなり優秀です。

通帳取引には、明細に現れない事項も多いです。

例えば、外注の源泉所得税、振込手数料の有無。

1つの取引に対して、複数の仕訳が必要なケースに対応しています。

 

また、一つの取引先について、複数の相手科目を選ぶ方法で学習します。

例えば、amazonから購入したものについて、事務用消耗品・備品・書籍等を一覧より選択できます。

初めの自動計上時に設定した科目にとらわれません。

 

③ 消費税の仕入税額控除の記帳要件の充足

 

最近「課税仕入れの相手方の氏名又は名称」の会計帳簿への未記載を理由として、

税務調査で仕入税額控除が否認されるというケースが発生しています。

 利用者が全く何もしない”完全自動仕訳”ソフトでは、この問題を抱えているといえます。

TKC自動仕訳は、取引先を入力する仕組みとなっています。

 

 

 

そう遠くない将来には、

領収書等をスマートフォンで投影し仕訳の基礎とする仕組みの提供を予定しています。

 

他のソフトでも、もうあるよ!という声が聞こえてきそうですが、

TKCの場合には国税関係書類の保存制度も意識したシステム対応となります。

領収書から仕訳を作成した後、その領収書破棄しても良いシステムです。

 

 

TKCは、どこよりも早く、自動仕訳の開発に取り組んでいました。

提供がこのタイミングとなったのは、税法に準拠し、

机の上も、机の中も、整っている状態を求めたからです。

大変お待たせいたしました。

 

 

 

 

 

 

 

会計ソフト何にしよう。

 

どれも同じに見えるから、安いほうが良いな。

そういった声が聞こえてきます。

 

「安さには裏がある」私はそう考えているので、”なんで”安いのか必ず見極めます。

それは、自分が許容する範囲内のリスクか見極めるためです。

 

 

特に確定申告時期は、色々なソフトからデータを頂きます。

 以前は、少しは簿記を勉強しないと入力が出来ない仕組みでした。

今や、「自動仕訳」により、確定申告に必要な仕訳が、”それっぽく”出来る様になりました。

 

             音谷 「現金残高が800万円あるのですが・・」

             事業主 「・・!?そんなにありません。」                  

             音谷 「では、12月末にいくらでしたか?レジにいくらありましたか?」

             事業主 「それなら確認すれば判ります。(・・・ほっ。)」

 

          音谷 「次に、カード未払金ですが、900万円あるのですが、実際はいくらでしょうか?」

          事業主 「?!!そんなわけないでしょう、何を根拠に・・」

          音谷 「頂いた会計データ上は、そのようになっているので確認です。。」

 

          事業主 「何で、そんなことになるんですか!!ちゃんとやってるのに!」

        音谷 「自動仕訳をされてるので、それが原因だと思います。」

         事業主 「じゃあ、どうすればいいんですか!」

         音谷    「自動仕訳を止めるか、一貫性を持って利用するか、です。」

 

自動仕訳は、利用者の”やった(達成)感”をも刺激するようです。

しかし、意味のわかっていないのに、”完全自動仕訳”を利用するのは、リスクを伴います。

・・仕訳をした根拠がわからなくなるというのは・・怖くないのでしょうか。。

 

 そのようにして出来た決算書は、”あやしい”です。

見た目は何となく整っているけど、中身がゴチャゴチャのデスクと同じです。

(専門家が見ると、ゴチャゴチャ感は、判ります) 

 

とはいうものの、全てのソフトを否定するわけではありません。 

弊所でも、クライアントがそれぞれに合ったソフトを選択されています。

 

会計ソフトに迷われたら、ご相談ください。

会計事務所が薦めるソフト=高い 誤解です!

いえ、なぜか高い事務所もありますけど・・ごにょごにょ。

弊所では、会計ソフトの提供、原価です。

 

 

 

 

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ことのは税理士事務所

税理士 音谷

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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