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税務調査の省略

3月の確定申告が終わり、若干燃え尽きていました・・

気がつけばコラムご無沙汰です。

 

何となく忙しかった4月、何していたかなぁと手帳を見返しました。

びっしり・・!

そういえば、大阪USJに旅行にも行きました。

魔法かけてきました。

 

IMG_5253そういえば、税務署からも電話が掛かってきました・・!

税務調査前の電話。


 

 

設立から関与して、毎期利益&少なくない納税をしている法人に、

先月とうとう税務署から電話が掛かってきました。

 

業界的に、なかなか経理が難しく、

外注先とも連携したり、管理にかなり工夫をしていました。

 

この法人は、確定申告時に書面添付をしているので、

税務署法人部門から電話が掛かってきても、

すぐに実地調査(いわゆる税務調査)にはなりません

 

まずは、私に対して、申告内容等について、意見を言う機会が与えられます。

意見聴取といいます。

 

・・・ということで、

日程調整をして、電話の翌週、税務署へ行きました。

資料を沢山依頼されたので、喜んで持参。

 

会計と管理が複雑で、理解が難しい様子の担当者の方。

意見聴取の場合の担当者は、統括官といって、

税務調査の場合の担当者の上席の方です。)

 

普段聴いてもらえない、

この法人の会計の状況や管理の方法を聞いてもらいました!!

 

統括官「どうして売上を幾つかに分けて管理しているんですか?」

私「会社の経営管理のためです。税務的に取扱いが違うからでは無く、

売上の内容が異なるので、それを把握するためです。」

統括官「この資料(会社作成)は、いつのタイミングで作成しているんですか?」

私「この資料は、プロジェクトが始まる段階で見積りで作成しています。

その後、請求書等が届き次第、見積額を確定していき、この資料も更新します。

統括官「じゃあ、初めに作った段階で(会計に)計上しているんですか?」

私「これは予算なので、(初めに)作った段階では計上していません。」

統括官「え?」

私「売上計上のタイミングまでには、請求書から原価も実額を把握していますから、

売上計上と同時に原価も計上しています。

だから、初めに作った段階では、会計には反映していません。

だって、見積りですから。

今日持ってきたのは、最終版で、私が請求書等と突合し、

その後、会計には反映しています。

税務のために作成した資料でないので、補足や要らない情報も含まれて居ますが。」

統括官「一般的に中小企業は、税務署のために・・etc.」

私「一般的には、そうかもしれないけど、会計は会社のためにあるんだから、

税務署のために会計をしたことはありません。考慮はしますけど」

 

 

仕掛のことや、売上と原価の計上のタイミング等、

会社側で作成している資料の意味など、説明しました。

私としては、こういった話を出来る相手はなかなか居ないので、楽しい時間でした^^

 

2時間ほどお喋りして、

統括官「先生がきちんと見てらっしゃることも考慮して、後日、連絡しますね。」

との締めくくり。

私「はい、私がみてる法人は、ちゃんとしてるので、他を調査してください。笑」

と冗談を返しておきました。

 

1週間後、税務署より送られてきました。

 

20190518104158_00001

 

税務調査になると、2~3日時間を割かれる上、対応準備に時間も必要です。

書面添付をしていれば、取り合えず税理士が1人で対応することが出来ます。

社会にとっても、公平ないい制度だなぁと思います。

 

ところで、クライアントには釘を刺すのですが、

この書面を税務署から貰ったからといって、これまでが無罪放免ということではありません。笑

とりあえず今回は実地調査をすることは見送ります

ということですので、気を抜かないようにお願いします!

 

税理士

音谷麻子

 

 

 

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