コラム
タイムマネジメント
雑談
モーレツ社員、78.3%の20代の社会人は、聞いたことがない!(電通総研8月13日「若者×働く」調査より)。
私が新卒で証券会社に居た頃、周りには”モーレツ社員(させられてる方)が多かったです。
今では、若い世代に限らず、多くの世代で”ライフワークバランス”が意識されるように。
タイムマネジメントは、いまや経営者の責務でもあります。
子どもが1歳の時、私は初めて税理士業界に入り会計・税務に関わり始めました。
初めての仕事内容、初めての税理士試験勉強、初めての子育て・・
仕事・勉強・子育て・家事、一体どうやってバランスを取っていたのでしょう。。。
振り返ると、今も続く、タイムマネジメント方法がありました。
ポイント1 未来を見つめる
描く未来を実現するために、今起こっている事や想いを整理し、出来るだけ細分化すること。
未来のよりよい自分になるために、意味のあることか?
目先の心地よさや利益を選んでいないか?
未来の自分を好きでいられる選択か?
問いかけて、物事や気持ちの優先順位をつけます。
未来が鮮やかに描けていればいる程、
”忙しいなぁ” ”あとで” ”嫌だなぁ”・・一時の感情に構う余裕はありません。
それを乗り越えても得たいほどの未来が、不思議と今をワクワクと刺激的に感じさせてくれるからです。
自分から”モーレツ社員”ならぬ、”情熱社員”になってしまうのです。
情熱社員を増やすと、タイムマネジメントに繋がる。
それは何故でしょうか? 想像できたなら、あとは実行するだけです。
まずは取組むこと。
マネジメントとは、社員に未来を鮮やかに描いてみせ、”情熱社員”を増やすこと。
時間を忘れて仕事をしている経営者(私を含め)は、間違いなく”情熱社員”です。
描いている未来を、継続的に社員に魅せること。
その方法については、またの機会に・・。
情熱社員が時間を忘れ仕事をしていては、タイムマネジメント効果は半減です。
そこには別の工夫も必要ですね。
ポイント2 ”やらないこと”を決める
ー音谷のやらないリストー
・
・目先の利益にしかならないこと
・電話をガチャリと切ること
・挨拶を返してくれなかったからといって、次から挨拶をやめること
・朝食や昼食を採らないで、仕事をすること
・税理士紹介業との提携
・
・
など
やらないリストを作っておけば、選択を悩む時間もなくなります。
悩み事は、とことん考え抜いて、”する””しない”を決めることです。
リストが増えれば増えるほど、よい。
人は、好きなこと得意なことはパフォーマンスがあがります。
社員の心の中にも、無意識の”やらないリスト”がある筈です。
それを把握し、”やらないリスト”を無理やりさせるより、それ以外の部分で活躍してもらいましょう。
組織として、”やらないリスト”を作っておけば、社員が自分で判断できる事項も増えます。
自然と経営者や組織の価値観が伝わります。
タイムマネジメントをすることは、結果的に組織を活性化する効果もありますね!
タイムマネジメントについて、具体的な取り組みについては、個別にご相談お願いします。
また、楽しく個性的なタイムマネジメントをされている方、是非お話を聞かせてください。
”する” ”しない”を決められない時、
私は”保留ポケット”に入れています。
保留ポケットは、”具体的に出来そうだけど、今ではないこと”の居場所です。
迷って決められないことは、保留ポケットにいったん入れて、取り組む優先順位をグッと下げることです。
(それに関する情報等には敏感でいましょう。。)