コラム
決算報告会
法人
12月決算(今月申告)のクライアントと、金曜日の朝から夕方まで打合せをしました。
業種の特性として考慮すべきこと、
前期と今期のキャッシュフローのこと、
書面添付のこと、
その辺りを税理士らしく、ご説明しました。
説明というより、私が感じたことや考えることを伝えました。
私にとって決算報告会は、とても楽しみな時間です。
社長に聞きたいこと、
社長が話したいこと、
その中には、色々なヒントが隠されています。
刺激的で、クリエイティブな時間です。
議論は尽きず、予定を大幅にオーバーし、気がつけば夕方に。
(良くあることなので、こういう打合せの日は、一日予定を空けています。)
前期首に予定していたことと、実際はズレたことの確認、
今期の資金・人・戦略のこと、
社員のモチベーションを上げる方法、
人事・昇給賞与の予定・評価方法、
役員報酬、
業績の管理方法、
取引先について、
などなど。
会社全体の目標売上から、部門別、売上種類別に目標をドリルダウンしてみたり。
トップとマネージャー、スタッフとの感じ方や認識の違いについて、議論したり。
決算報告といえば、前期の報告と前々期との比較報告、
今期の予算といえば、システムを使っての作成。
もちろん、出来ないわけではないのですが、私はあまりしません。
単純な数字の報告や比較より、数字の裏にある事象に興味があります。
予算は、組織内で立てるべきものと考えています。
(この理由については、ご興味があれば声をかけてください。)
お手伝いや確認はしますが・・。
決算報告会、
過去の反省や自慢よりも、過去を活かす方法を検討する時間に。
ワクワクと楽しい、未来への期待が膨らむような意義のある時間にしたいですね。
会計を経営に役立てる!
マニュアルのない、
組織ごとに異なる、
永遠のテーマです。
だから、面白い!
嬉しかったのは、
「こういう話が出来るのが、音谷さんの価値だよね。」
と社長が仰ったこと。
私のモチベーションも上げていただきました。
音谷