コラム
社長と従業員のギャップ
確定申告・税務調査法人
私の周りでよくあるあるパターン
”社長が自分と同じレベルを求めている”
何のレベルかというと、
情熱
時間
視点
・
・
社内で情熱・視点を分かち合う従業員が育たず、
経営者会で熱く語る相手を見つける!
・
・
それを社内に持ち帰り、叱咤激励感化しようとする
途中からのプロセスが、悪循環な気がしませんか。
従業員と社長とでは、仕事に対する意義が違うことが多い。
従業員一人ひとりから、仕事を通じて何をしたいのか聞きだして!
(周りの業績うなぎ上りの会社の社長はされていませんか?)
ぜったいに!社長はしゃべらないこと。
相槌、復唱のみ、社長の意見なんて従業員は聞きたくないんです。
従業員の正直な未来図を聞き出す目的をお忘れなく。
こういったことは、採用時に求めたこと(能力や経験)と
採用後に求めること(情熱・・)にギャップがあります。
ギャップを埋める努力は必要でも、その努力は相手を変える努力意外の方法で、いかがでしょう。
わかってはいても、
なかなか出来ない。
難しい課題です。
昨夜は10時に寝まして、今朝は3時に目が覚めました!
ジムに行くにも早いので、仕事をしています。
今日の午前中は、個人事業主の方に決算書・申告書のやり方等を説明する講師を務めます。
確定申告講師は、数ヶ月ぶりで少し緊張しているのかもしれません。
私は、税理士会支部の租税教室の講師も務めています。
小学生~高校生に、租税について知ってもらうための社会貢献活動です。
今月のイレギュラーな教室のため、
担当する税理士が数人集まって、何時間も意見交換します。
年代も役職も異なりますが、全く遠慮なく、
”あーだこーだ”
もちろん意見がボツになることもありますが、
次々と意見が出てきて、
次々と新しいアイディアが生まれていきます。
とても面白く楽しいクリエイティブな時間です。
講師たちの報酬は、その悦びという自己満足です。
税理士は、一身専属の資格です。
時が経つにつれ”俺がルールだ!!”的な方が増えがちです。
でも、こうして仲間と交流していると、
仲間に支えられ助けられて自分が在ると実感し、感謝の日々です。
租税教室も、私よりずっと時間と能力を割いている税理士に支えられています。
有難いことです。
社長業の一番の報酬って、どの業界も同じような気がしています。
従業員にとって、一番報酬って何でしょう?
社長にとっての最高の報酬は、従業員にとって何番目に重要な報酬でしょうか。
税理士
音谷麻子