コラム
成年後見人
相続お知らせ
成年後見人制度
皆さんはご存知ですか?
私が初めて知ったのは、
今から8年くらい前・・20代の終わり
「麻子さんが税理士になったら、後見人になって」
と言われ時かなぁ。
その時は、ちょこっと調べて「え・・(いやだな)」と思った記憶があります。
結局、私が税理士になる1~2年前にその方は亡くなってしまいました。
その後も、この制度にご縁があるのか、
身寄りのない方の後見人になってるという方から、
とてもグレーな感じの相談・・
(法的に問題がありそうだったので、弁護士さんご紹介しました)
制度をよく知って、適正に利用されれば、
これからの高齢化社会を支える制度になると考えています。
この制度の基本理念は、
ノーマライゼーション
自己決定の尊重
身上保護の重視
ということです。
税理士が、成年後見人をしているケースはまだ少ないようです。
全体の1%にも満たない・・
それは、取扱いが家庭裁判所ということも関係あるのかな、と思いました。
士業では、
司法書士・弁護士・社会福祉士が成年後見人となるケースが圧倒的。
私が税理士だから、というのではありませんが、
成年後見人、税理士いいと思うんだけどなぁ。
第一に、
財産管理が得意
第二に、
意外とみんな御節介で、
他人のために一生懸命
第三に、
不正をしたら、ニュースになるから、
不正リスクが低い
税務って、お金の話だから、右から左へ処理していると思われているかもしれません。
でも、
相談される方の考え方や、想いや、未来を思い浮かべて、どの選択が良いか考えています。
結局のところ、
財産の管理って、そういうことだと思います。
そのことは、
どうやら成年後見人制度の基本理念に合致するようです。
土日と月曜の3日間、
朝から夕方まで、みっちり東京税理士会で研修を受けました。
成年後見人制度の第一人者の方々の講義を受けられて、嬉しいです。
相続に絡んで見聞きしたこと、
後見人と自称されていた方の相談、
私に後見人になって欲しいといっていた彼女のこと、、
思い出し考えさせられました。
この制度、社会に正しく広がっていくことに貢献できたらいいな、と思っています。
昨夜3日間の研修を終え・・
さすがに疲れきりました。
”ツムラのくすり湯”というバスクリンを入れて、
お風呂に入りたい願望を満たそうと
夜お買い物に行きました。
お財布を忘れていることに気がつき、
家に戻り、再び玄関を出ようとしたら、
足がつり、一人大騒ぎ…><….。
風邪で寝込んで元気ない息子へ、
笑いを提供しました。
税理士
音谷麻子