コラム
会計の大切さ
法人
日産自動車のNews、おっどろきましたね!!
有価証券報告書に記載された報酬額が異なった
って、どーして。
経理・財務グループは?監査法人は?
優秀な彼らは気がつかないはずがないよね。。
上場企業になると当然のように、
自社の経営のために会計を利用しています。
中小企業だと”税務申告のため”に会計をしているかもしれません。
もしくは、会計をさせられている。。
中には、税務申告のためにさえなっていないパターンも。
仕方ないから、取り合えず『やった風』
適当に会計をしていて、
問題が表面化しやすいのは、
貸借対照表と損益計算書のどちらでしょうか?
↓
貸借対照表!!です!!
私は、じっくり貸借対照表を検討して、
そのあと、ついで程度(時間にして半分以下)損益計算書を確認します。
損益計算書は大切ですが、
適切な役に立つ損益計算書作成には、
正しい貸借対照表あってこそです。
お金の動きは、ウソをつかないですから、そこを一番大切にすると、
貸借対照表をバッチリ合わせないと気持ち悪いことになります。
売上を現金回収でそのまま横流し~なんてパターンは別として。
その場合も、B/Sにどこか不自然さが現れる。。
中小経営者の中には、会社の決算書の
”『経営者借入金』がなぜ増えたのか分からない”
という方がいらっしゃいませんか?
それは、会計がグチャグチャだからの可能性があります。
ちゃんと把握する努力するだけでも、会社のキャッシュフローが改善すると思います。
業種によって、あるべき科目など、あるんです。
この科目に対して、この科目の金額はいいのかな?とか。
そのあたりの感覚で、
この決算書、いいな!
この決算書、グジャグジャっぽいな!
とか思います。
そして、やっぱりグチャグチャっぽいと思った決算書の中身は、グチャグチャ!
私は、簿記が好きというのが、
たぶんこの業界に入った切欠なので、そういう感覚なのかもしれませんが^^;
みなさんは、
会計
大切にしていますか?
会計を大切にするということは、
会社を大切にするということかもしれないなって思います。
11月11日~11月17日まで
『税を考える週間』
でした!!
その取り組みとして、
私が所属する東京税理士会練馬東支部では、
19日と20日練馬区役所で無料税務相談を行っています。
何かお悩みや心配事があれば、資料を持ってお越しください。
小学生や中学生等を対象として租税教室も通年行っています。
税金って何で存在するのかな??
それを一人ひとりが感じて考えるということは、
とても大切なことだと個人的には考えているので、
私も租税教育活動に参加しています。
税理士
音谷麻子