コラム
国税不服審判所
確定申告・税務調査個人
国税不服審判所
関わらないに越したことはないですが。
聴いたことありますか?
私はここの審判事例など、よく参考にするので
なんとなーく、身近です。
国税不服審判所(HP⇒こちら)とは
国税庁の特別の機関として、昭和45年に設置され、
国税局や税務署から分離された別個の機関です。
納税者の正当な権利利益の救済を図るとともに、
税務行政の適正な運営の確保に資することが使命!
ということです。
税金というのは、租税法律主義です。
租税法律主義というのは、
租税の賦課や徴収は、法律の根拠において
なされるということです。
しかし、その法律の解釈については、
なかなか難しい面があり、判例を参考にします。
最近、税務調査の意義について、ふと考えます。
税を免れていた人に対する
ペナルティ
適正に納税する切欠
私は、こう考えています。
処罰感情は不要で、
今後、適正に納税する切欠にするべき
税務調査では、
税務職員さんも、人間ですし、
調査される側も、人間です。
立場が違うだけで、
お互い思い遣れば好いと思うのですが・・
ついつい、感情的なことになってしまうのが、
なかなか難しいですね。
過去に無申告で税務調査を受けて、
一念発起、税金が痛くないくらい稼ぐと言い
現在は年間何百万も納税してる
そんな人もいらっしゃいます
私は、税務調査がそういう切欠になれば、
とても意義があると思います。
その人が、税務調査を切欠に会計をちゃんとして、
その結果、どんぶり勘定が見直されて、
もっと儲かるようになって、納税し、
その子や孫も、自然と納税意識が育つ。
そういうの、理想です。
理想だけど、本気で目指しています!
税理士
音谷麻子