コラム
無資格で税理士業務を行う非税理士に、申告を依頼していませんか? 依頼している方も、損で、リスクがあります。
雑談
昨夜は、大きな地震でした。
東日本大震災を思い出すのも、そのはず、東京では10年ぶりの揺れだったそうですね。。
電車が止まっていても、通勤するため駅に居る人。
夜通し、品川駅で明日の仕事を心配して、タクシーを待つ人。
今日は、自宅で出来ることをしよう。
今日は、品川に泊まって、明日様子を見て帰ろう。
そういう、人間らしい、自分を大切にする生き方が許される社会になるといいなぁ。
東日本大震災のとき、勤めていた会計事務所の女性所長は、とても厳しい人でした。
厳しいけど、優しい人で。
当時、法人税を勉強していた私に、ポツンと一言。
『合格できるといいね。』心からの言葉は、支えになりました。
地震が起こった時も、
『もう誰も来ないよ!帰っていいよ!気を付けてね。
事務所にあるもの持って行っていいから、心配だから家に着いたら、連絡して』
・・・その後、社長の1人来所されましたが^^;
先日、知り合って数年経つ、経営者から、顧問契約の打診がありまして。
お話を伺うと、ずっと非税理士(税理士資格を保有せず、税理士業務を行う人)に依頼されてたそうです。
初めの非税理士が亡くなり、その後も非税理士が継ぎ、その非税理士もお亡くなりになり、
とうとう非税理士が押印を依頼していた(と思われる)税理士が登場したそうです。
ただ、未だに税理士とは1度もあったことがなく、事務員の女性が、納付書をもって来られたそうで、
節税の提案もなにもなく、年に2回くらい書類を取りに来るだけで、顧問料下げさせたんだけど、我慢ならん。
・・・(; ・`д・´)
なんとも、忍耐強い。
・・・(^-^;
『直接間接又は有償無償を問わず、法に違反して税理士業務を行っていると認められる非税理士等と一定の関係を結んではいけない』
と税理士法にはあり、非税理士に対する名義貸しの禁止規定に違反したものは懲役または罰金に処せられます。
非税理士に依頼している人
非税理士をしている(っぽい)人
友人の申告書を作っている人
名義貸しをしている税理士
何人も出会いました。
出逢うたびに、不思議です。
どうして、税理士に依頼しないんだろう?
どうして、税理士資格取得しないんだろう?
今までは、私が関わらなければいいや、そう思っていました。
が、今回、話を伺って。
ただただ、酷いな。
税務も会計も。
税理士は、全国に約8万人います。
東京には、約2.3万人います。
探せば、絶対に自分に合う善い税理士に出逢えます。
やっぱり、専門家に頼むことが、結果的にお得だったりします。
私は、結構な頻度で言われます。
『依頼してよかった。』
『結果、頼んだ方が得だった。』
それがモチベーションだったりします。
忍耐強いことは、美徳かもしれないけど、
合わない税理士で我慢する必要はなくて、
ましてや非税理士とお取引なんて、やめましょう。
非税理士の人は、自分が法に反する行為をしていることを必ず認識しています。
信用できます?そんな人。
信用できない人とは、取引をしない。
これは私のideaです。
税理士会から、名義貸し禁止のパンフ届きまして。
ちょっと酷いなぁと思うことが多いので、ブログにしてみました。
税理士お探しの方は、最寄りの税理士会で、紹介してくれます。
初めは顧問料を気にしないで、まず純粋に探してみては、いかがでしょう。
この人と思う税理士に出会ってから顧問料聞いた方が、善い税理士引くと思います。
税理士
音谷麻子